1103号室

より気楽に・より豊かになるためのご自愛記録

瞑想を続けてみた効果と思考の変化

前回やってみたと綴った瞑想。続けているので状況を整理する。

最初は雑念が止まらず「果たしてこれでいいのだろうか」と不安になったが続けているうちにシンプルに呼吸に集中できる時間が増えた。

 

やってみるのと同時に瞑想やマインドフルネスの本を読み始めてみた。前回「読んでみたい」と記載したこちらを。

サーチ・インサイド・ユアセルフ 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実 [ チャディー・メン・タン ]

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感想(4件)

 

どうも読み進めていくと、座って呼吸に集中するやり方だけでなく今やっていることに集中するだけでもマインドフルネスは実現可能だということが学べた。例えば食事、洗い物、歩くことなど。

言われてみるとわたしは常に何かをしながら別のことをしている。食事中はだいたいテレビをつけている。ブログを書いている時もついていることがある。同じように読書も、なんなら仕事中もつけていることがあった。テレビをつけている時にTwitterを見るということもある。お風呂に入る時もスマホを持ち込む。さらにはテレビがついているのにiPadYouTubeをつけ手元のスマホTwitterを開いていることもある。究極だ。

これらは同時並行しているように見えても、脳内では食事とテレビからの刺激を高スピードで切替処理しているだけなのだと。つまりとてつもない負担を脳にかけている。

改めて振り返るとそりゃあ疲れるわと痛感。スマホで例えるならアプリを開きまくっていてバッテリーの消耗が激しい状態だと。納得。わたしに起こった体調不良や思考の偏りや鈍さは自身の無意識な行動が要因の一つだったのだ。効率が良いと思っていたことが逆に脳を逼迫させてしまいついにはエラーを招いてしまっていた。原因が特定できるとなんだかスッキリした。

 

理論が分かったところでまずは2つ実践してみた。

食事中は食事にのみ集中

まずはこれから。テレビを消して、スマホも裏返して食事をとってみたところ、いつもの「味わう」ということに加えて食材の質感や喉を通る感覚、食材の効果などをより考えた。特に食材の効果を考えることで身体に良いことをしたというなんだか晴れやかな気持ちになった。またおやつの時間は特別におやつの甘みを感じた気がする。これも脳に良いことをしたといういい気持ちになった。

もしかして以前の食事がとても素晴らしいものになったのは食事に集中していたからではと気づいた。

ojouchan.hatenablog.com

 

 

ウォーキングは歩くことのみに集中

わたしはウォーキングの時にいつも「その後にしなくてはいけないこと」を考えていた。帰ったら洗濯しなきゃとか、あの食材がないからスーパーに寄らなきゃとか、あのLINEの返信しないと・・・など。休職前は仕事のこともあったのでもっと膨大に考え事をしていた。要は未来のことをたくさん考えて不安になったり面倒な気持ちになったりしていた。それをやめて、ただただ歩くことに集中した。右足・左足と頭の中で唱える。足の裏に伝わる地面の感触を意識する、姿勢を意識する。そうすると不思議と以前より時間が過ぎるのを早く感じた。

 

これらを続けるとさらに不思議なことに、他のことをしていても雑念があまりわかなくなってきた。洗い物をしているときはお皿の感触や水の冷たさを考えているし、本を読むときは本に集中できて読み終わるスピードが急に上がった。

また毎朝の瞑想で呼吸に集中できる時間が増えた。どうしても過去や直近含めた未来のことを考えてしまっていたのだが、空気が鼻を通り抜ける冷たさと、逆に抜けていくときの暖かさに意識を向けられている。雑念がわいても「呼吸に戻ります」と唱え戻れるようになった。(以前は唱えても全然戻れなかった)

 

とにかくやってみて、理論を本で補填しながら自分なりのスタイルにチューニングしていくやり方がよかった。わたしの不調や悩みは脳のオーバーヒートが原因であり正しく再構築できるのだと分かったことで気持ちが上向きになった。

 

最近はちょっと長い動画で実践。


www.youtube.com

 

前回のブログはこちら。

ojouchan.hatenablog.com

 

頭の中がモヤモヤしている方、怒りや悲しみに感情が支配されている方、どうしたらいいか分からない方にオススメしたい。

 

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