ここ1ヶ月くらいの間、引っ越し先を探していました。2年ぶりの物件探し。今回は初めて難航し結構大変でしたがなんとか決めました。
というのも初めての引っ越しは不動産業界の友人に一緒に選んでもらっておすすめされるがままに決めて。2回目は立地＋ちょっとした条件追加（脱衣所ありとか床が白い部屋とか）くらいだったためどちらもすんなり決められたのです。
…今思うと「床が白い」ってアホっぽい条件だなと思いますが。実際床が白いってだけでオシャレ度3割増くらいになって最高でした。恥ずかしがらずに頼んでみて正解でした。
そして今回。引っ越しを決めた理由はこれまでの半同棲が一旦なくなるからが大きな理由です。親御さんの体調面で一旦実家に戻ることに決めたそうな。しばらくして落ち着いたらまたその時に話し合って決める予定です。これまでここで「同居人」って呼んでたのに…。彼とかパートナーとかまあそんな感じで呼称してゆきます。
で、だったら再びの1人暮らしを大満喫しようじゃないかと。かつ在宅勤務になって随分経ちわたしも環境に余裕が出てきたのでついについにペットを飼ってみたいなと思い。ペット可の物件を探すことにしました。
となると今回の条件はペット可が大前提になるのですが、盛り上がったわたしは調子に乗っていろいろと条件をつけ出しました。
まず部屋の広さ。1Kで暮らすこと約ピー年。一日中部屋にいて仕事するわたしにとってできれば、できれば広いお部屋に住みたい…！と思い。
そして間取り。これもできれば寝室を別にしたいと。
どんどん出ます。キッチンが廊下にないタイプがいいと。もう廊下で料理をすることに…飽きてきた…と。
まだまだいきます。日光に当たらないと病むことが身を持って分かったので日当たりもほしいと。
極めつけにはエリアをかなり限定したいと。思った以上にこのエリアが気に入ってしまいました。これは嬉しいことですが。
どんどん増えゆくオプション。人間とは…なんて業が深い生き物…。しかも時期がクレイジー。引っ越しをまずは避けましょうね〜繁忙期よ〜と世で散々言われているこの時期に引っ越したいとかコイツ…。
ということで随分不動産屋さんには面倒をかけました。紹介されてももう埋まっていたり。そもそもこの条件ですからまず物件がそんなに多くないという。ほとんどの時間を物件検索に費やしておりました。ひたすら更新ボタンを押して物件を見つけては不動産屋さんに取り扱いがあるかを聞く日々。空いていれば仕事の合間をぬって内見そして内見。それでもなかなか見つからずなんか変に病みかけました。デモ、わたし、引っ越したい…。
これはただの小話ですが、とある物件は立地と日当たりがとても良い、かつ広さもまあまあ、しかも予算内！ということでもう決めたるわ的な気合いで見に行ったのですがなんとも微妙で。1DKって間取りで随分変わりますね。これなら広い1Kの方が使い勝手いいなと思える部屋でした。ちなみにまだ残ってる。ちゃんとそういうところは残るのでノリと勢いと焦りで決めずに内見するべきですねほんと。
そんな中、条件ぴったりではないがいいね！と思えた物件がありました。ようやくです。もはや疲れ切ってました。ただ、世の中そんなにうまくいかないもんで、家賃が可愛くない。予算オーバーだしおやおやこの人はどうかしたのかしら的なお値段。だがしかしかなり良い…。どうしたもんかと悩んでいたのですが急に気がつきました。
そもそも、毎月かなり投資に回しているけれどもなんで投資してるんだっけ？と。将来が不安だなと思って始めてからなんか楽しくなっちゃってだんだん毎月回すお金が増えていったけど、結婚の予定もないし（パートナーと話し済み）子供が欲しいわけでもない。そりゃあ蓄えは多い方がいいだろうけど、今使いたいなって時に使わないのはどうなのと。（なんかすごい発見のように申してますが単に単細胞なライブ感で生きている1人の大人が当たり前のことに気づいただけです。）ということで結構な時間シミュレーションをした結果、予算は上回ってますがその物件に決めました。決めたらなんだかスッキリしました。
ペットを飼いたいという気持ちから始まりここまで思考が行き着くとは予想外でしたが、環境を変えることで見直せるものもあるんですね。そもそも日々それなりの時間と精神と汗と魂と何かしらを使って仕事を頑張っているわけで。将来も大切だけど今の自分を喜ばせてあげようという視点がしばらく欠けていたように思います。わたしは家が大好き人間なので、これもいいご自愛的な使い道かなと満足です。まあ無理になったらすぐにまた引っ越します。それも人生。
というわけでやっと落ち着いた気持ちでブログを書けて嬉しいです。すでにパートナーは実家に移ってるので少しの間今の部屋で1人暮らしを満喫します。寂しくなるよなあと思ってはいたけど同じくらい自由で今のところ最高です。その話は別の機会に。
もう少しの間、よろしくね
