去年から猫と暮らしはじめました。長らくひとり暮らしをしていたわたしにとって一大決心でした。今日はそのことをつらつらと。
ひとり暮らしで猫を飼う決断ができたのは、コロナ禍で在宅勤務となりかつ継続が決まったからです。お世話できる環境だと判断しました。
精神面で言うと、自分の生活の基盤が構築できた、のはいいとしてそれが硬質化することを避けたい気持ちがずっとありました。今は心地いい生活も、ずっと同じ状態が続くとわたしの場合それが妙な意地というか、固執してしまう傾向があるな…と。それをこの子がぶんぶん振り回してくれてかなり刺激的な暮らしになりました。なんなら刺激がありすぎる。
あんなに部屋にモノを増やしたくないわたしが猫ちゃんのモノはぽんぽんぽんぽん買って、何年も使ってるし変えたいけど壊れないしなあってモノはバンバン破壊されてますwおかげで部屋のモノの循環がかなり良くなったwこれも固執化からの脱却になってる
おかげで生活にメリハリができました。朝は休みでも起きてお世話する。夜は遊び疲れて一緒に寝る。疲れたときはそばに来てくれて撫でて癒される。あったかいもふもふに触れるとストレスなんぞふっとぶし、じゃれて噛まれた痛みでストレスどころではない。いたい。
猫種はサイベリアンです。ふわっふわのもっこもこ。毎日ブラッシングしてても抜け毛がすごいですがそれすらも愛おしい。サイベリアンは人懐っこくて性格がわんちゃんみたいらしく、そこも決め手でした。あとなによりでっかくなる。なんか人に言うと驚かれるんだけど、わたしはでっかくモッフモフになってほしいんだ。存在感しかない!これぞ猫の貫禄!的な。ワイルドにゃんこになるんだゾ…獣医さんにも「この子は大きくなりますよォ〜」とお墨付きもらったので成長が楽しみです。もうすぐ1歳だけどもう5キロ。重いだがそれがイイ…
パートナーの方が猫ちゃんにウッキウキの溺愛で見ていてそれもおもしろい。あーこの人こんな風に話しかけるんだーとか、めっちゃチュール買ってくるわね貢いでるワァ…とか、結構気にかけてお世話も率先してしてくれるんだな、とか。
家族や友達もメロメロでうちに来てもふもふを堪能したりこの子がいろいろやらかしてくれたエピソードで盛り上がったり、楽しい話題が増えました。
ちなみにやらかしエピソード
・仕事用PCのキーボードを外して遊ぶ(なぜか使用頻度が高い母音ばかりを狙う嫌がらせとしては完成度が高すぎるお戯れ。全力で取り戻した)
・友達の前で見事なやんのかステップを披露
・水の入ったタンブラーを倒しておきながら完成度の高い「どうかされましたか」顔
・社内web会議で指摘を受けて回答に詰まる若手の代わりに「にゃぁぁん」と素晴らしいお返事(場が和んだからこれはファインプレーか)
・寝ているわたしの上をご丁寧にゆうぅぅっくりと時間をかけて横断
・台所の排水溝への興味が止まらない。隙あらば侵入し謎の解明を始めようとする(カバー買った)
一緒にいれる時間は膨大なわけではないけれども、たっぷり愛情を注いでめいいっぱい幸せに過ごしたいです。